洞窟の科学
洞窟トピックス 

滝沢鍾乳洞遺跡
発掘見聞禄Vol-3

土器がまとまって出土! 土層の花粉分析も予定
2000年1月25日(火)・27日(木)

前回、石灰岩の狭い隙間から出土した土器片は、
口縁部を中心に数十点出土しましたが、すべて同一個体のものと分かりました。
口縁部には半裁竹管による押し引きや連続刺突文と渦巻き文様がみられ、
器壁は薄く、焼成は良好です。


滝沢鍾乳洞遺跡の発掘風景4

滝沢鍾乳洞遺跡の発掘風景5

また、1998年の浜松市博物館による試掘調査や1996年の滝沢鍾乳洞調査会の調査の際に、
薄手式の土器が出土していますが、今回も器壁の厚みが数mmの薄手式土器が比較的多く出土しています。
明確な指痕や細線文は確認されていませんが、『おせんべい土器』と呼ばれる東海系土器との関連が注目されます。
今回は下層部土壌の花粉分析も予定されており、当時の植生や生活環境も判るかもしれません

出土遺物
出土した土器
矢印 土器の拡大写真-1
リンクマーク 土器の拡大写真-2
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