洞窟の利用『天然の冷蔵庫』

洞窟の中は、雨や風の直接の影響を受けにくく、しかも年間を通じて
低い温度で一定しているため、まさに天然の冷蔵庫と言えます。
例えば、竜ヶ岩洞の年間平均気温は18℃であり、富士山麓の溶岩洞では
3℃に保たれ洞窟や−4℃〜4℃で変化する洞窟など、かなり低い温度になっています。
鳴沢氷穴も、氷を蓄えておくための氷室として利用されてきました。
浜松市北区の滝沢鍾乳洞は、近代まで食料を保管するための冷蔵庫として使われたり、
蚕(カイコ)の保管庫として使われ、洞窟内の冷気を利用して蚕が繭を作る時期を調節しました。
そのほか、キノコの栽培や酒の貯蔵庫として利用している洞窟もあります。

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