洞窟研究の入門編!洞窟の科学

洞窟の種類

洞窟とは?

地下にある空間で人が入ることができ(概ね2m以上)、入口の大きさよりも奥行きが深い穴を洞窟といいます。 そして、入口の高さや幅よりも奥行きが浅い穴は岩陰といいます。

洞窟は、でき方や洞窟を形成する岩石などにより、色々な種類に分けられます。

自然洞窟
洞窟を形成する岩石などによる分類

石灰洞・鍾乳洞、溶岩洞、砂岩洞、凝灰岩洞、安山岩洞、流紋岩洞、チャート洞、珪岩洞、珪質片岩洞、花崗岩洞、石膏洞、岩塩洞、氷河洞

洞窟のでき方による分類
溶食洞窟

雨水や地下水に溶かされてできた洞窟。(溶食作用)(石灰洞・鍾乳洞・氷河洞)

浸食洞窟

雨水や地下水、河川や波によって岩石がけずられてできた洞窟。(浸食作用)(海食洞・河食洞など)

火山洞窟

火山の噴火で流出した溶岩の中にできた洞窟。(溶岩洞)

構造洞窟

地すべりや断層・しゅう曲などの地殻変動によってできた割れ目や、断層や節理にそって岩石が剥がれ落ちたりしてできた洞窟。(割れ目洞・断層洞・節理洞)

人工洞窟

金山坑道、炭坑、マンガン坑道

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