鍾乳洞(石灰洞)は石灰岩の中に形成され、石灰岩は生物の働きによって作られます。
①熱帯の暖かく浅い海に、サンゴや腕足貝(わんそくがい)など石灰質の殻を持った生物が栄える。
②それらの生物の死がいが、長い年月の間に層になって海底にたまる。
③堆積した層が石灰岩となり、やがて圧力を受けながら隆起し、陸地となる。
サンゴは、海水に含まれる二酸化炭素とカルシウムを体内で合成し、石灰分(炭酸カルシウム)の殻を作ります。
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